OSECHI 2017 





 

明けましておめでとうございます。
皆さまに於かれましても佳いお正月をお迎えお過ごしのことと思います。

元旦、息子たち家族とお正月を祝い、先ず母のところに行き、その足で八幡宮に初詣に出かけましたが
八幡宮迄の道路は参拝者の車で渋滞・・止む無く、少し離れた駐車場に停めやっと辿り着きましたが
参拝の人の行列が半端ではなく、乳児連れというのもあって、遠くから手を合わせ帰ってきました。
ハーフブーツを履いて行った所為か、膝には来るは(T_T)どっと疲れが出るは・・で、
帰宅後暫くゆっくりしておりましたのでページのアップが元旦に出来ませんでした。




クリスマスには今年はどの器を・・・と悩むのですが、お正月は毎年同じです。
尤も、お屠蘇セットはこれしか持っておりませんし、新しく購入するつもりもないので、お揃いの重箱もこの先もずっと同じです。

年に一度しか出さない器を「ハレの日」に出す・・この特別感が季節の巡りを感じ、しっとりとした充たされたしあわせに包まれます。
一つ一つの料理に込められた深い意味を背筋を伸ばして改めて「思い」、次世代に伝えていきたいと思いつつ、
近年、義母から譲り受けたこの重箱屠蘇セットを出すべく、おせち料理を作っていると云っても過言ではありません。(^-^;






おせち料理も相変わらず余裕がなくて、毎年ほぼ同じ・・。
全て一から手作りしていた20代の頃とは違い、ほぼ決まったもののみ手作りするという風になってきました。
最近は体力の衰えをひしひしと感じでおりますので、ゆったりと無理をしないようにと思っております。

ブログにアップしたように、昨年の大晦日は夕方迄、人生初めての「一人」の時間でしたので、
和調のサウンドを聴き乍の作業は、今迄感じたことがないようなゆったりとした時間を感じ
サウンド以外は、私が出す音のみで誰とも喋ることもないので、
特に、野菜の細工切りをしている時間は精神統一のような穏やかな時間でした。

1980年から毎年作っているおせち料理も、今年37年目になります。
果たして、「卒業」できる日は来るのでしょうか・・(^-^;




今年は新しく蓋物(珍味入れ)をも購入したので、此処のところ毎年使ってる「福」の文字の入った珍味入れと
チェンジして使いましたが、写っている写真はマクロレンズの遠目が「ボケて」いる写真ばかりで残念です。

最後の一枚がそのお重ですが、既に蓋を取った状態で、詰めた「たたきごぼう」が見えております(^-^;
「祝い熨斗」で、黒豆は隠れた感じになっているは・・、黒豆と栗きんとんにトッピングした金粉も「ボケ」で見えず・・
今年は紅白で南天(庭のものです)も飾ってみましたし、このお重が一番華やかだったのに・・本当に残念。(´・ω・`)

今年は「だし巻き卵」さえ、作るのをサボって(^-^; 「生協」で「伊達巻」を注文しましたら
まるでお菓子のように甘く・・(私はだし巻き卵には砂糖は入れないので)田作りにしても
椎茸の含め煮にしても・・おせち料理を作り乍、改めて和食というのは砂糖を沢山使う料理だなぁ・・と思いました。
砂糖をほぼ使わない洋食は、最後にデザートとして甘いものを食べるのも今更乍、妙に納得いたします。

甘党だった亡き父が、料理に砂糖を使うのを好まず、
「なます(酢の物)に砂糖を入れんで食べられようか!」と母がこぼしていたのを
何故か鮮明に覚えておりますが、そんな砂糖を殆ど使わない料理をお酒と共に堪能した後は
大好きなお饅頭を必ず満足そうに頬張っていた父の姿を懐かしく思い出しました。

雑煮も予め煮含めた具材をお餅と共に美しく並べ、その上からお澄ましを注ぐ上品なものを作ってみたいと思いつつ
義母が作っていた食べ易い大きさに切った根菜の出汁がしっかり沁みた雑煮を毎年いただいております。

前にも記しましたが、私の育った実家は青菜がたっぷりと入った雑煮で、この青菜が苦手で
結婚した際、根菜の雑煮はなんて美味しいのだろうと・・以来ずっと根菜中心の雑煮を作っております。



皆さまの2017年が平穏でしあわせ一杯の1年でありますように。。。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。(*˘︶˘*).。.:*♡




2017年元旦
Shoko





元旦に黒豆の写真を撮り忘れたので、2日本日再度撮りました。
この写真画像以外は全て「元旦」に撮影したものです。


2017年1月2日 Shoko