伊予三名山「笹ヶ峰」
2005/4/6(wed)
笹ヶ峰(1,860m)
山頂迄
登山口から標高860m 丸山荘から標高300m
【夫婦二人による初めての登山】
5時起床
6時15分自宅出発―9時14分「笹ヶ峰林道登山口」着
9時30分登山開始―15時25分「笹ヶ峰林道登山口」着
【覚書】
6時15分 外気温 8℃ 6時28分 福山東IC 7時51分 川之江JCT 8時12分 伊予西条インターIC 9時14分 登山口 外気温12℃ |
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岡山より瀬戸大橋を渡り(7時10分頃頃フロントガラス越に撮影)初めて四国の山へ
伊予西条ICより国道11号線を経て下津池で吐呂峡を渡って笹ヶ峰林道へ・・
此処で・・予め警察に届けてある登山計画書を再度・・専用設置ポストに入れ
舗装道路6.5km未舗装道路3.5km伊予西条ICより30km
一時間で登山口に着く
この間・・狭い未舗装道路の沢山の大小のごろ石や
アップダウンに何度車体の腹をすったことか。。。
私のカローラフィールダーは・・過労死しそうだ。。。((+_+))
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9時30分に登山口を出発すること・・2時間16分やっと丸山荘(標高1500m)到着
左:後ろにそびえるのが笹ヶ峰
右:丸山荘から見た景観
休憩を挟んで・・いざ出発・・・
此処から一段と雪は深くなる。。。
丸山荘の雪深い山道を抜け・・キャンプ場が出来る広っぱに・・・
目の前の笹ヶ峰を見上げる夫
・・で日記冒頭の言葉になる。。。(-"-)
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この雪深い急勾配・・・分かっていただけるだろうか・・・
深い部分で50cmくらいの残雪・・・
「残雪がありますが登山道は見えますよ。。。」
・・・何処が〜〜何処に登山道が見えるのっ!(-"-)
道無き道を只管登ること50分。。。
登山口の看板には丸山荘から頂上迄50分と書かれてある・・
急登はとても無理・・・
山道であることの目印である木につけられた赤い目印を頼りに
急斜面を横に進み乍登る・・・
アイゼンも装着してない登山靴・・・
余りの急勾配に滑る滑る・・・
滑って落ちた雪が急斜面を転がり乍・・・みるみる大きな玉になっていく・・(怖)
何度も・・引き返そうか・・と云いつつ・・
折角此処迄登ったのだから・・と
後・・直登にして100m位だろうか・・・
此処迄・・50分・・・かなりきついよね・・
後・・多分100mくらいだろうけど・・この調子だと後どれ位かかることやら・・
と目の前に見える頂上を恨めしく見る・・・
そして・・安全を考え
此処にて・・・登頂を断念。。。
カメラを斜めにして撮った写真ではありません。。。
傾斜40度?
肉眼では軽く45度以上に見えた・・・
後ろ髪引かれる思いをし乍・・泣く泣く下山・・
また・・丸山荘迄の下山のきつかったこと・・・
下山を決めて・・
「エライ目に遭ったわ(-.-)・・」>私
「その言葉・・無事・・丸山荘に着いて云ってくれ・・」>夫
下山中はおくびにも出さなかったけど・・登山口の帰り着いて夫曰く・・
あの急斜面・・私がいつ転げ落ちるかとひやひやしたんだとか・・・
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もう・・写真撮るのは危ないから止めなさい・・と夫に云われつつ・・
だって・・悔しいじゃんね〜〜うぅぅぅ・・・
立ってるのも難儀なのに・・根性で撮影・・・(^_^;A
左下:見える位置からの景観を一枚!
引き返す夫・・・急勾配・・分かってもらえるかしら。。(T_T)
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下山途中に見た四国の山々・・・
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沿道で車を止めて写した山桜とソメイヨシノ
2枚とも・・帰り道もう16時半位に撮ったものだから・・・採光が。。。
青空バックだと・・もっと美しいだろうにね。。
登頂出来なかったけど・・私の知る今迄の登山で・・一番きつかったわ。。。
【番外編】
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登頂を諦め・・丸山荘迄下山するとベンチで休む一人の男性が・・・
神戸からいらっしゃってお一人での登山だという・・
状況をお話しすると
まさかこの時期そんなに雪が残ってるなんて考えもしなかったからと・・
アイゼンは勿論・・スパッツも着けていらっしゃらない。
山頂間際迄・・我々の通った足跡があるから・・道は出来ているものの・・アイゼン無しではきついし・・
スパッツをつけていらっしゃらないと・・ズボンや靴の中に雪が入るかもしれない。
遠回りになるが・・「もみじ谷分岐を通るルートなら・・もしかしたら登れるかもしれないとお話しした。
何度も「休憩しようよ〜〜」と泣き言を云う私のペースで・・
丸山荘迄2時間16分もかかった急勾配の残雪のある登山道を
その方は・・1時間半で登ってこられたという。。。信じられない。。(゜o゜)
丸山荘からの下山・・休憩無しで快調に歩いたものの(私は下りは楽^m^)
それでも・・私達は1時間20分かかったのだ。。。
スパッツやアイゼンは無くとも・・・彼なら・・無事登頂なさったかもしれない。。。
・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・
丸山荘から30分程・・下った処で・・幼い子どもを連れた若い夫婦に出会った・・
一人の子は父親が背負っている・・
礼儀正しい可愛いお子さん達だった。。
丸山荘にお住みになっていらっしゃる方かと聞いてみれば違うという。。
こんな時間から・・(既に14時半だった)ザックも持たず何の装備もせず・・
普通の運動靴で・・しかも幼い子を連れての登山は如何にも無謀である。。
笹ヶ峰は平坦な里山ではないのだ。。
雪の状況等をお知らせし・・無理なさらないように・・と後にする。
念の為・・・無事下山したと「愛媛警察」に電話を入れる際・・
下山途中にこのご家族が山に向っていることを伝える
あの若いご家族は無事下山できただろうか。。。
「山をなめてる。。。」とは・・夫の弁
(4月7日追記)
最後迄・・ご覧頂いてありがとうごさいました。。。m(__)m
2005/4/6