=10月1日(日)雨の中の下山=
「もしかして・・私たちが雨男に雨女?」と顔を見合す・・(^_^;A
初級登山講座は・・12回の山行の内合羽を着なかったのは実にたったの5回・・
いや・・昨年の9月10月(共に大雨)は膝痛と体調不良で私は参加していないんだから・・私は雨女ではないだろう。。
・・ってことは夫?(;一_一)
初めての山小屋泊・・剣山・次郎笈を経て・・一の森ヒュッテに泊まった日も
夜中から大荒れの天気・・・余程次の日も泊まろうか・・と思った位の春の嵐・・・
北アルプスも常念の翌日・・最終日の下山は雨・・
そして・・この度の石鎚山・・・1週間前の天気予報はまずまずのお天気・・
それがだんだん前倒しになって・・日曜日(1日)は雨との予報。。。
結局4度の山小屋泊で・・一度も夕日も朝日も拝むことが出来ず・・
最初は晴れでも下山は見事に合羽着用の雨・・(-_-;)
ま・・合羽が登場するのもお陰で手馴れたもんさ!
広々としたお部屋・・清潔で気持ちのよい布団・・・いびきも聞こえない静かな夜・・
おそらく暖房も入っていたのか朝方の冷えも感じない程快適な環境にあって・・
同室・・14,5名のスヤスヤと立てる寝息を聞きつつ・・一人眠れない私・・・
結局記憶に無いのは消灯直後からの1時間チョットと2時20分から4時過ぎ迄の間・・
疲れ過ぎてるわけでもなく・・・σ(^^;)こんなにデリケートだったっけ・・?(違うだろ。。(-。-) ←カゲノコエ)
思えば・・山小屋で安眠できたことがない・・・
家の中であれば・・冬でも睡魔が襲ってくればリビングの床に転がって即・・寝れる
いや・・PC画面に向かって打ち込みつつ寝ていることがある・・(^_^;)
毎月テント泊で鍛えている夫は・・気持ちよくたっぷり寝れたようだ・・・(羨)
5時15分には起きて・・階下に降り・・トイレ・・そして顔を洗って・・・外を見ればやっぱりよく降っている雨・・
当然ご来光どころか・・眺望すらない・・・・
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6時52分:明るくなってきた頃外に出て山小屋の出口・・庇の下で雨に煙る山々を撮ってみる |
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6時59分:朝食を待ってる間に少し晴れてきた・・窓越しに一枚
この後朝食後には一気にガスが出て視界ゼロに近し |
山荘の決まった時間7時丁度から朝食を済ませ・・
7時51分山小屋を後にする |
一番に朝食を済ませ・・また一番に山小屋を出発・・・
急ぎ下山の支度をしているのは我々夫婦のみ・・・皆ゆっくりとコーヒー等を飲み乍寛いでいる・・
同じ部屋で寝たご家族(老夫婦&若夫婦)は休憩所のテーブルでお抹茶を立てていた・・ナント風流〜♪
朝の紅茶やコーヒーが習慣の如くに・・朝のお抹茶が習慣なんだろう。。なんとも粋である。。
食前の飲み物が黒酢にトマトジュースの我が家は・・如何にもお洒落度に欠ける。。(-_-;) |
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7時54分:結構雨が降っていたので余り写真も撮れないと思っていたが・・紅葉の綺麗な場所ででポケットからカメラをごそごそ
朝から雨にて・・今日は当然のようにスッピン ほぼ同じアングル同じ大きさ・・痩せて尚・・太さが全然違うぅ・・(>_<) |
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8時20分:此処を登った処に「二の鎖」 |
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↑場所より下山方向の景色 |
そびえる勇壮な景色だけど写真では臨場感が出せず |
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昨日は結構賑わっていた登山道・・・今日は流石に逢う人も余りいないだろう・・と思っていたら・・
流石は・・信仰の霊山・・・登山用の合羽ではなく・・白い運動靴・・
白装束に近い服を纏いレインコートタイプの合羽を羽織った様々な年齢の方に沢山お会いする。。
山にあって・・・我々のイデタチの方が違和感があるようにすら感じる程であった。。
石鎚山は「霊山」であることを改めて感じる。。。
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9時17分撮影:熊笹と紅葉した葉 |
9時56分無事登山口に到着 |
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写真に収めたい素敵な場所は沢山あったが・・終始降り止まぬ雨にカメラを出すのが躊躇われ・・
胸のポケットにスッと入る小型軽量の防水コンパクトデジが欲しいなぁ・・・
思ってた以上に整備された美しい登山道・・広い頂上・・頂上からの素晴らしい眺望・・・
とても気持ちのよい思い出深い山登りになった。。 |
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写真を撮る以外は休憩することもなく・・
この雨の中終始快調に足が前に出る・・・
短い時間であったが・・只管下りの山道を
膝の痛みを感じることなく歩き切れたことに
凄い達成感と喜びを感じた。。
また・・ガイドブックを見ていた時点では・・
思いもしなかった「天狗岳」の頂・・・
勿論・・
弥山(石鎚山頂上)で眺めている人の方が多かったが・・
沢山の人が果敢に挑戦する姿に・・
私もこのチャンスに途中迄でも登ってみたいと思った。。
此処で落ちれば死ぬぞ・・との思いから・・
当然手にも足にも目一杯力が入り
昨日から脇から二の腕への筋肉痛があるが・・
あの岩登り(?)は殊の外楽しかった♪
不安のある膝で2時間37分の登りの後・・
更に天狗岳迄往復で45分前後出来たことは
本当に嬉しかったし自信にもなった。。。
9時57分撮影
(左)土小屋遥拝殿前駐車場に向かう処
登山口から3分位?かな |
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「しょうこが7〜8kg担げるようになったら二人でテント泊もできるかねぇ・・」と夫・・(この日の夫の荷は12kg)
テント泊は未経験でその厳しさも分からないけれど・・案外2人の方が気兼ねなく寝れるだろうか・・・
腕の力(重いものを持ち上げる)のはかなり自信あったんだけどね〜〜
ガーデニングで腰を悪くしてるし・・・・山登りを始めて自らの体力の無さ軟弱さ・・足腰の弱さを思い知る・・
8kg担ぐなら・・膝の為に8kgの減量しなくては・・・・(・・;)未だ未だ落とす肉はたっぷりあるけどね〜〜〜(^_^;)
妙見神社への石段登りに・・毎月1kgづつ荷を増やせばいいよ・・と夫。。
先ずは身体の肉を落とさねば・・とても・・荷は増やせないだろ。。(-.-)膝は老後の為に大事にしなければ・・(^_^;)
それでも・・目標が出来れば・・石段登りもまた楽しからずや。。。
夫にもよく歩いたと褒めて貰って・・楽しい山登りになったこと・・感謝。。。
11:28 土小屋ルート登山口出発→ 14:05 石鎚山山頂(弥山)到着
(お昼ご飯休憩込み)
7:51 石鎚山山頂(弥山)出発→ 9:56 登山口到着
汗をたっぷりかいた服を着替え・・白石ロッジでゆっくりとお土産を買って温泉へ・・
行きに登って来た道路とは違う「瓶ヶ森林道」を通って下山・・・
土小屋を出たのは11時になっていたのだろうか?13時37分・・温泉に着く迄
この間の四国の自然に大いに感動・・またこんな厳しい処に道路をつけた人間の凄さも同時に・・
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11時09分撮影:突然現れた凄い形相の山に驚いた
暫らく走った後の地図標識によると「子持権現山」1678m |
11時17分撮影:以下眼下に広がる凄い自然に
たんびに雨の中車から降りて二人で感動・・撮影 |
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11時19分撮影 |
11時24分撮影 |
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11時35分撮影 |
余り感情を表さない夫が甚く感激していたので
←の場所で記念に一枚撮ってあげた
(夫は四国の山の厳しさが以前よりお気に入り) |
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途中お昼ご飯を食べ・・「休暇村瀬戸内東予」の「ひうちなだ温泉」に^^
海を見乍の露天風呂はとっても気持ちよかった・・
(沢山の入浴客の為・・カメラは持って入ったが・・撮るようにはならず・・・)
本当は「クアハウス今治」の電話番号で入力設定したのに・・
フィールダー搭載の「アホナビ」は何故だか「休暇村瀬戸内東予」に案内
ま・・ゆっくり浸かれば・・何処の温泉でもいいけどね〜〜( ̄  ̄;)
時々・・進む方向もとんでもない方向を指示するのよね〜〜〜
たんびに方向感覚の優れている夫に「バカタレが・・」と舌打ちされてる・・(^^;
その言葉を聞くと・・自分σ(^_^;)・・の事を云われているようで可哀想になるのよね〜〜
これからも・・夫の言葉にめげずに頑張って案内してね〜〜
長旅の案内・・ごくろうさま。。。
最後迄・・ご覧頂いてありがとうごさいました。。。m(__)m
2006/10/2
しょうこ拝
おわり^^
ビルダーの挙動不審・・アプリケーションの設定のリセットで解決
早々に2日目のリポートがアップできました。。CanonSEのKさん・・アドバイスありがとうございました。。